2011年11月5日土曜日

私から始まる環境浄化 2


” EM” を使ってみたいと思う方は


先ずAEM(EM活性液)の製造から始めます。

EM1(オリジナルEM)を糖蜜と水で活性化させAEM(Activate 
EM)をつくることからはじめます。(作り方は下記参照)

このAEMを、一晩汲み置いた水で(カルキが抜けた水です。)100倍に薄め、身の回りのクリーニングに使います。(この希釈液は3日以内に使い終わってください)

 
*バスルームにて

歯を磨きすすぎ終わりましたら、口の中をスプレーし、

歯ブラシにもスプレーし、  バスルームもスプレーし

引き出しの中もスプレーし            

気持ちよくなりました。

私はEMを使い始めて5年、体や顔につけるものはEMだけです。

脇の下、足、臭いの気になる部分にもスプレーします。

*台所では

食器洗いは、油物はEMではヌルヌルが取れませんので、市販の サルサドス(Sal Suds) を使っています。これは針葉樹脂を使った洗剤で ホール フード(Whole Food 自然食料品店) で手に入れます。洗剤にほんの少し混ぜるとより効果的です。

食器、ナイフ、まな板なぞも 洗った後スプレーし、冷蔵庫の中をスプレーし、引き出しの中もスプレーします。

野菜もEMでスプレーしておくと、長持ちします。


汚れた床や、テーブルなぞはビネガーや重曹をEMと混ぜて使うと良く落ちます。


*洗濯には

洗濯機の中にAEMを150-300ccを入れ、そのまま一晩つけおきします。そのようにすると洗剤が少なくとも汚れが良く落ちます。
市販の洗剤は ”BORAX" をお奨めします。
洗剤にほんの少し混ぜるとより効果的です。         


*家の掃除には




家の中ここかしこ撒き散らし、特にカーペットにはシットリするほどスプレーします。(ダニ類の繁殖を抑えることが出来ます。)
スプレーする回数は、一週間に一度でどうでしょうか。(スプレーして、しすぎることはありませんから安心していてください。)

*お出かけの時

私はごく小さなスプレーを持ち歩いています。あらゆるチャンスに手や口の中、鼻の中、耳の中にスプレーしています。特にモーテルなぞに泊まる時は、先ず部屋中をスプレーします。
とても安心した気持ちになります。  


*生ごみに          

台所から出る生ごみにスプレーをし、そのまま土に返します。
花壇や畑に穴を掘って土とよく混ぜ、犬に堀返されないようにビニールなぞで覆っておきます。

分解が早く、臭いも出ず土が蘇ります。
二週間ほどで、ほぼ完全に土に戻ります。

(EMぼかしによる、本格的生ごみ処理は後で説明します)


*生活環境の悪臭対策に効果的です。
  嘔吐、靴、犬、猫、動物たちに


生活圏での各種悪臭対策、糞尿の悪臭除去に著し い効果がありました。
以来、畜舎の悪臭除去、家畜の健康管理などEMの活用範囲は広がり、すでに10年以上の使用実績が積み上がっています。 

   

我が家には6羽の鶏が居ます。
毎日彼女らの小屋にスプレーしていますので、何の臭いもありません。 

 EM活性液の作り方

ここでは基本的な10倍活性液を説明します。

EM活性液は、EM・1を活性化させることを目的にしています。
EM・1の原液の量が増えるわけではなく、乳酸菌や酵母の比率が高くなるなどバランスが変ってきます。


1) 材料

EM・1 1L
糖蜜 1L
水(塩素の無い水) 8L
*水道水の場合は、浄水器を通すか、または一昼夜汲み置きし、塩素を取り除いたほうが良い。
*EM1 糖蜜  水  1:1:8 の割合です。

2) 作り方

  1. 1.糖蜜を溶かす
    1Lの糖蜜を3Lのお湯(40〜50℃)でよく溶かして、糖蜜希釈液を作ります。
    ※古い糖蜜や品質の悪い糖蜜を使う場合、この時点で煮沸 して雑菌を死滅させた方がよく発酵します。
  2. 2.混合
    その後水を5L入れます。その水温が40℃以上でないことを確認してから、EM・1を1L入れ、よく混ぜます。合計10LのEM・糖蜜混合希釈液ができます。
  3. 3.保管
    それを密閉容器(ポリ容器など)に入れ、1日の温度変化が少なく暖かいところに置く。(最適気温25〜30℃)ガラス容器は破裂することがあり、危険ですので使用しないでください。
    EM・1の10Lポリ容器が適しています。
    ポイント
    :特に初期の2〜3日を35〜39°に温度を保つと発酵がスムーズになります。
    保温の工夫:初期温度を確保するために電気毛布や使い捨てカイロなどを利用する方法もあります。使い捨てカイロは密閉容器に2〜3ヶ張りつけて、毛布などでくるみます。
  4. 4. 発酵期間
    1〜2日経つと発酵し、容器が膨らんだらフタをゆるめてガス抜きをしフタを締めます。その後再度容器が膨らんだらくり返します。でき上がりの日数は、夏場で7日前後、冬場で10〜14日前後が目安ですが、地域や発酵場所により異なりますので十分観察してください。
  5. 5.完成
    でき上がりの判定基準は、甘酸っぱい発酵臭です。また、pHは、3.8以下です。保存期間は約1ヶ月可能ですが活性化した状態で使用することを目的にしていますので、完成したEM活性液は、早めに使い切ってください。
  6. 6.保存場所
    1日の温度変化の少ない暗所が最適です。
    pH測定器の紹介(購入は理化学機器商社等)
     ・ 試色pH試験紙(pH3.2〜5.6の範囲用)
     ・デジタルpHメーター